書誌情報:
Ken-ichi Okubo and Ken Umeno, “Anosov Properties of a Symplectic Map with Time-Reversal Symmetry”, Chaos (2025) Vol. 7 073108.
研究構想は2015年頃。本論文出版まで10年かかりましたが、19世紀後半以降のボルツマン以来の時間の矢の問題(時間反転対称性を持つ系における熱力学第二法則の起源)に痕跡を残すことができました。
2015年度ICTイノベーションポスター(2016年2月)時間の矢は存在するのか?参照
下記写真は2019年度ICTイノベーションポスター(2020年2月)ー時間反転対称性を持つ力学系における時間の一方向性の証明ー発表時の大久保健一君(左2)の周りに自然にできた3人の後輩等(左から新谷健君(社会人博士として博士(情報学)を取得)、岩田卓也君、岡田大樹君、皆リクルーターでICTイノベーションに来ていた)の輪。
0 thoughts on “2025年7月1日、時間反転対称性を持つ系のアナソフ性(カオス性)を証明する研究が『Chaos』に論文掲載されました。(2025年7月6日)”