2025年6月20日(金)朝9時00分(稚内(NICT)ー>潮岬(京大))
まだこの時間は、EーF層の反射層があり、デリンジャー現象(太陽フレアの影響で電離層D層に電子を励起し、D層の電子数密度が著しく高くなり短波がF層に到達される前にD層で吸収され通信できなくなること(イオノグラムだと電波のエコーが全くない現象が見れる)は起きてません。
2025年6月20日(金)朝9時00分(稚内(NICT)ー>潮岬(京大))
15分前にはあったEーF層の反射層が消滅し、X1.9クラスの太陽フレアによる電離層への影響であるデリンジャー現象が生じている。
2025年6月20日(金)朝9時15分(稚内(NICT)ー>潮岬(京大))
15分経過し、デリンジャー現象から少し回復している様子が見える。但し、E層、F層ので反射した電波のエコーは観測されず。
実際、Xクラスの太陽フレアによる電離層への影響は、このデリンジャー現象だけでなく、様々なタイプの未知の現象が確認できている。人類の知識として、ようやくこういった太陽フレアによる電離層への現象がデリンジャー現象以外にほとんど知られていなかったことがわかった程度。実際にはもっと複雑である。また、地震との関係にもすでに提案している超臨界水による容量結合モデル(双方向)の観点から注視している。
事実関係として、その後6月21日以降トカラ列島の群発地震が起き、7月6日現在も収束せず継続している。